宮脇 昭

公益財団法人 地球環境戦略研究機関 国際生態学センター 名誉センター長
理学博士(広島文理科大学)
Akira Miyawaki, Professor Dr. Dr. h. c. mult.

1928年岡山県生まれ。広島文理科大学生物学科卒業後、ドイツ国立植生図研究所研究員。
横浜国立大学教授、同大学大学院環境科学研究センター所長、国際生態学会長を経て、現職。世界及び日本各地で潜在自然植生理論に基づく防災・環境保全林などの植樹を進めている。同時に「現場中心」の哲学を広める。著書は、「植物と人間」(NHK ブックス)、「日本の植生」(学研)、「瓦礫を活かす森の防波堤」(学研)、「日本植生誌全 10巻」(至文堂)、「緑環境と植生学」(NTT 出版)、「森の力-植物生態学者の理論と実践」(講談社)、「鎮守の森」(新潮社)、「木を植えよ」(新潮社)、「地球環境へのまなざし」(NHK 出版)、「いのちを守るドングリの森」(集英社)など多数。

略歴

昭和3年 (1928) 岡山県に生まれる
昭和27年 (1952) 広島文理科大学生物学科卒業
昭和33~35年 (1958~60) 西独植生図研究所研究員
昭和36年 (1961) 広島文理科大学より理学博士号
昭和36~37年 (1961~62) 横浜国立大学講師
昭和37~48年 (1962~73) 横浜国立大学助教授
昭和48~平成5年 (1973~93) 横浜国立大学環境科学研究センター教授
昭和60年~平成5年 (1985~93) 横浜国立大学環境科学研究センター長併任
平成5年4月~ (1993.4~) 横浜国立大学名誉教授
平成5年4月~平成25年3月 (1993.4~2013.3) (財)横浜市緑の協会特別顧問
平成5年10月~平成19年3月 (1993.10~2007.3) (財) 国際生態学センター研究所長
平成19年4月~平成28年3月 (2007.4~2016.3) (公財)地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長
平成28年4月~ (2016.4~) (公財)地球環境戦略研究機関 国際生態学センター 終身名誉センター長

活動

学会および社会における活動等

昭和49年~平成13年 (1974 ~2001) 通産省エネルギー庁環境審査会顧問
昭和53年~ (1978 ~) 日本ユネスコ国内委員会自然科学小委員会調査委員
昭和55年~ (1980 ~ 2002) 国際植生学会副会長
昭和56年 (1981) 西独ゲッチンゲン大学より名誉理学博士号
昭和56年 (1981) 西独ザールランド大学より名誉哲学博士号
昭和59年 (1984) タイ国立メージョウ農工大学名誉農学博士号
昭和62年~平成2年 (1987 ~ 90) 国際生態学会(INTECOL) 副会長
平成8年~平成11年 (1996 ~ 99) 国際生態学会(INTECOL) 会長
平成9年 (1997) ドイツハノ-バ-大学より名誉理学博士号
平成9年~ (1997~) 国際植生学会 名誉会員
平成12年~ (2000~) 華東師範大学顧問教授
平成18年 (2006) マレーシア農科大学より名誉林学博士号

受賞

昭和45年 (1970) 毎日出版文化賞 (「植物と人間」)
昭和48年 (1973) サンケイ児童出版文化賞(「人類最後の日」)
昭和49年 (1974) 神奈川文化賞
平成3年 (1991) 1990年度朝日賞 (「日本植生誌」完成)
平成3年 (1991) ドイツ・ゴールデンブルーメ賞 Golden Blume von Rheydt)
平成4年 (1992) 紫綬褒章
平成7年 (1995) ドイツ・チュクセン賞(Reinhold Tuexen Prize)
平成8年 (1996) 日経地球環境技術大賞
平成9年 (1997) 日刊工業新聞技術・科学図書文化賞「緑環境と植生学」
平成12年 (2000) 勲二等瑞宝章
平成15年 (2003) 第1回日本生態学会 功労賞
平成18年 (2006) 植生学会 学会特別賞
平成18年 (2006) 第15回地球環境国際賞「ブループラネット賞」

主な編著書

「日本植生誌」(全10巻) 至文堂
「日本植物群落図説」「日本植生便覧」 至文堂
「植物と人間―生物社会のバランス-」 NHK ブックス
「人類最後の日」 筑摩書房
「日本の植生」 学習研究社
「緑の証言-滅びゆくものと生きのびるもの-」 東京書籍
「森はいのち-エコロジーと生存権-」 有斐閣
「緑回復の処方箋-世界の植生からみた日本-」 朝日選書
「VEGETATION IN EASTERN NORTH AMERICA(北米東部の植生 -日本列島との比較研究-)」 東大出版
「緑環境と植生学-鎮守の森を地球の森に-」 NTT出版
「森よ生き返れ」 大日本図書
「鎮守の森」 新潮社
「あすを植える-地球にいのちの森を」 毎日新聞社
「苗木三〇〇〇万本 いのちの森を生む」 NHK出版
「いのちを守るドングリの森」 集英社新書
「木を植えよ!」 新潮選書
「The Healing Power of Forests」 佼成出版社
「森が泣いている」 ゆまに書房
「森は生命の源」 ゆまに書房
「森の未来」 ゆまに書房
「地球環境へのまなざし-あなたとあなたの愛する人のために」 日本放送出版協会
「いのちの未来-植物が教える人類の進むべき道」(197pp. 2009年2月26日出版) (株)サンガ
「森はあなたが愛する人を守る」(池田明子と共著)(215pp. 2009年10月1日出版) 講談社
「4千万本の木を植えた男が残す言葉」(254pp. 2010年6月30日出版) 河出書房新社
「日本の植生」(編著)第2版(552pp. 改訂第2版) 学研教育出版
「次世代への伝言・自然の本質と人間の生き方を語る」(池田武邦と共著)(256pp. 2011年4月26日出版) 地湧社
「瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る」(259pp. 2011年10月4日発売) 学研パブリッシング
「「森の長城」が日本を救う!」(200pp. 2012年3月26日発売) 河出書房新社
「増補新版 瓦礫を活かす森の防波堤」(246pp. 2013年3月19日発行) 学研パブリッシング
「森の力-植物生態学者の理論と実践」(204pp. 2013年4月20日発行) 講談社

関連図書

  • 一志治夫. 2004.「魂の森を行け.-3000万本の木を植えた男の物語-」. 210pp. 集英社インターナショナル(新潮文庫2006として新装出版)
  • 一志治夫. 2012.「宮脇昭、果てなき闘い」. 249pp. 集英社インターナショナル.

対談/インタビュー

最近の紙上対談・インタビュー記事など

中田宏横浜市長対談 毎日新聞 その1  2004年3月10日
岡田卓也氏((株)イオン名誉会長・相談役) 毎日新聞 その1 2004年3月17日
梅原猛氏(哲学者)対談 毎日新聞 その1  2004年6月12日
ワンガリ・マータイ氏(2004ノーベル平和賞受賞)対談 毎日新聞 その1 2005年3月11日
Weekend Beat 朝日新聞(英字版) その1 2006年12月30日
よみがえれ ふるさとの森(ケニア篇1) 毎日新聞広告 その1 2006年12月31日
養老孟司氏(東大名誉教授)対談 毎日新聞 2007年1月3日
もっと緑を!-三千万本の樹を植えて 文藝春秋(季刊夏号) 2008年7月1日
誰でもできるいのちの森づくり-地球を救うのは「鎮守の森」である 日本の論点2009(文藝春秋編) 2009年
未来に残すべきは札束や株券ではない 文藝春秋(四月特別号) 2011年4月1日

主な論文

生態環境保全林の創造 2000年 617:9-19 林業経済.東京
植生の再生と回復に関する植生生態学的-考察 2001年(5):55-62 植生情報
横須賀市の植生.(共著) 2001年.168pp 横須賀市